2019-02-11 「シャンソンの犬」第二号 「シャンソンの犬」は峰艶二郎の個人紙である。 今月、その第二号を発行した。本稿は、雲嶋聆「黒衣の憂鬱ー編集者・中井英夫論」の本歌取りであるが、短歌もシャンソンも表現者ばかりで「純粋」な受け手がいないという現状は共通しており、それがそのジャンルの滅亡をもたらすという雲嶋の主張には私もうなずける。 日本のシャンソンは今後いかなる発展をすべきか、今後も様々な視点から論じてゆく予定だ。