シャンソン愛

峰艶二郎(みね えんじろう)による、シャンソンについて綴るブログです。htmt-mth@ezweb.ne.jp

『がいこつ亭 107号』に寄稿しました

札幌在住の三神恵爾様が発行する個人文芸誌
『がいこつ亭 107号』
に寄稿しました。

峰艶二郎「運命従順主義ーマルセル・ムルージ『エンリコ』を読む」

今年生誕100年を迎えるシャンソン歌手のマルセル・ムルージが、1945年に書いた自伝的小説の書評です。
よろしければ、御高覧ください。

『がいこつ亭 107号』の表紙はウクライナカラー。
他の寄稿も、それに関連したものが多いです。

三神様の「大きな物語と小さき人々」には、「国家とは一種の信仰だ。『国家』と呼ばれる実体は存在しない」という、作家の李琴峰の言葉が引用されています。
実体のない国家が威厳を保つために、人々を支配して、戦争をも正当化していく危険性を述べております。
権力が守るべきは、国家ではなく国民だと、私も信じています。

それに加えて、日和佐忠様「影の軍隊」で、第二次世界大戦中に、ナチスドイツに占領されたフランスで暗躍したレジスタンスの実像を描いた映画「影の軍隊」(1969年)という作品があるのを知りました。
この映画には、戦闘シーンや民主主義を啓蒙するシーンはなく、レジスタンス内部の人間関係のみが描かれているらしいです。
早速、インターネット上でレンタルしてみました。これから観てみます。

鑑賞を通じて、これからの時代を生きるヒントに繋がればいいな、と思います。